一生に一度は海外で働いてみたいと憧れを抱く人は多いですが、同時に英語力に自信がない!という人もたくさんいます。
こんな疑問を持ったことがある人もいるのでは?
「英語が話せなくても、海外で働くことはできるのかな?」
「英語力が低めでも働ける、おすすめの仕事はないかな?」
今回はこれらの疑問を解消するため、以下についてまとめます。
- 英語が話せなくても海外で働くことができるか否か?
- 英語が話せなくても(初心者でも)働ける仕事
- 英語が話せないまま海外で働く際の注意点
英語力に自信がないけど、できるだけ早く海外で働ける方法を探している人に最適の記事です。
ぜひ最後までご覧ください。
英語が話せないけど海外で働くことは可能か?
結論として、英語が話せなくても、海外で働くことは可能です。
できる仕事の内容は、以下に分けられます。
- 会話する必要があるけれど、日本語メイン(日本人が顧客)のもの
- そもそも、人と会話をする必要があまりないもの
英語力が低くてもすぐ海外に渡航でき、現地で暮らし、お金を稼げるのがメリットです。
一方で、仕事外で勉強する機会を設けない限り、英語力が頭打ちになりやすいのがデメリットです。
長期で生活する場合、事故や病気など思わぬトラブルに対応するのに苦労する可能性も高いですね。(英語の情報を読んだり、英語で交渉する必要があるため)
これらメリット・デメリットの両方を確認して、本当に海外で働くか検討しましょう。
次のセクションで、どんな仕事があるか、具体的に説明しますね!
英語が話せなくても働ける!おすすめの仕事7つ
それでは、英語が話せなくても働くことができる、おすすめの仕事を7つ紹介します。
英語力は必要なものもありますが、以下では海外就職向けの仕事を紹介しているので、気になる人はあわせてチェックしてくださいね。
日本食レストラン
日本食レストランは、先進国を中心に多く進出しているので、どの国でも比較的仕事を得やすいです。
寿司職人や店舗でのマネジメント経験など、よりレベルの高いスキル・経験を持っていれば、永住権につながる可能性もあります!
レストランのディッシュウォッシャー(皿洗い)
日系に限らず、レストランのディッシュウォッシャーの仕事は、そこまで高い英語力を求められないのでおすすめです。
ただし、同僚などとのコミュニケーションには英語を使用します。
また、意外と体力のいる仕事なので、ご留意を。
ホテルなどの清掃
ホテルなどの清掃の仕事も、掃除がメインで会話をする機会が少ないため、英語力が低い人でも得やすい仕事の一つです。
ただ、経験が求められることもあるため、日本のホテルなどである程度働いてから渡航すると、仕事が見つかりやすいかもしれません。
日系コールセンター
日本人の顧客を相手にする、日系コールセンターも人気の職種の一つです。
マレーシアやフィリピンなど、東南アジアで仕事を見つけやすいです。
ただし、シフト制で夜勤があったり、顧客対応などでストレスがたまるかも。
社内マニュアルは英語ということもあるので、実際にどのくらいの英語レベルが求められるのか、応募時に確認することをおすすめします。
日本人向けのツアーガイド
海外の観光地で、日本人向けにツアーガイドをする仕事です。
ガイドになるために、資格が必要となる国もあります。
観光地に関する知識は、事前研修などを通して身につけることができます。
人と接することが好き、ホスピタリティの仕事に興味がある人に特におすすめです。
日本語教師
海外の学校や個人の依頼を受け、日本語非ネイティブに日本語を教える仕事です。
実は、教えるための特別な資格は必要ありません。
しかし、ただ日本語が話せるだけでは不十分で、わかりやすく教える力が必要です。
指導力向上のため、以下の講座や試験を受けておくのがおすすめです。
- 日本語教師養成講座
- 日本語教育能力検定試験
(大学など高等教育機関で教える場合は、日本語教育の学位が必要)
フリーランス
フリーランスとして海外に渡航し、日本から仕事を得る方法です。
リモートで働ける、以下のような仕事の職歴・スキルがあれば実現可能ですね。
フリーランスとしての働き方に興味がある人は、以下の記事も参考にしてみてくださいね!
英語が話せないまま海外で働く際の注意点
英語が話せないまま海外で働く場合、注意しておきたいこともあります。
行ってからたくさん努力しないといけないことを自覚しよう
前述のとおり、運よく就職ができても、英語力が不足しているため、仕事や生活面で苦労することが多いでしょう。
つまり、「行くのは簡単だけれど、行ってからが大変」ということです。
仕事以外で海外の友達を作ったり、学校に通って英語力を向上させたりと、人の何倍も努力しなければいけないことを自覚しておきましょう。
詐欺や違法な労働でないか確認しよう
英語が不自由である外国人を利用して、詐欺まがいの求人を出したり、違法な労働契約を結ばせる悪徳な雇用主もいます。
契約を結ぶ時は、翻訳ツールを使ったり、英語の得意な人に助けを求めるなどして、契約内容をしっかり理解した上でサインをしましょう。
英語力は、犯罪や詐欺に巻き込まれないためにも必要なお守りです。
わからないなりに意思疎通をはかる姿勢を見せよう
いくら英語力が求められない仕事とはいえ、同僚と多少話す機会はあるでしょう。
そういう時、「英語に自信がないから……」と会話を避けたりせず、単語でもいいから意思疎通をはかるようにしましょう。
職場の人間関係が円滑になり、自分にとってもより居心地のよい環境が作れますよ。
渡航前にできるだけ英語の学習をしよう
先に説明したとおり、できるだけ英語力を身につけてから行った方が、現地生活や就労が圧倒的にラクになります。
そのため、渡航ギリギリまで、しっかりと英語の学習をしましょう。
おすすめの英語学習方法は以下のとおりです。
- 英会話に通う(対面/オンライン)
- ランゲージエクスチェンジアプリで外国の友達を作る
- 学校英語の総復習ができる書籍で勉強
- 英語のドラマをみたりポッドキャストを聴く
英語をしっかり学び海外での就労をスムーズに!
今回は、英語が話せなくても海外就職ができるか?をテーマに、その可否と、おすすめの仕事を紹介しました。
繰り返しますが、英語力はあった方が何かとラクですし、危険も避けられます。
日本にいる間に頑張って英語を勉強して、海外での就職活動や就労をスムーズに進めていきましょう。