今回はイギリス留学のメリットやデメリットについて紹介していきます。
イギリス留学について詳しく知りたい!
イギリスに留学するかどうか迷っている・・・
という人はぜひこの記事をご覧ください!
参考:記事執筆者ステータス
- カナダ・バンクーバー在住
- 現役ライター(留学、海外生活ジャンルがメイン)
- 元留学アドバイザー(留学生が不安や疑問に思う点をよく理解しています!)
【イギリス留学】おすすめポイント
イギリス英語を学ぶことができる
エレガントな響きのイギリス英語に憧れている人は、やはり本場のイギリスで学ぶのがおすすめ!
イギリスには語学学校がたくさんあります。
例えば「English UK course finder 」にて「一般&集中英語(General & Intensive English)」コース提供機関を検索すると、200以上の機関で、500以上のコースが提供されていることがわかります。(2022年6月現在)
また、学校外でもローカルの人々との出会いを通して、イギリス英語特有の言い回しや文化を学ぶことができるでしょう。
受けられる教育の質が高い
イギリスには、オックスフォード大学やケンブリッジ大学をはじめとし、世界大学ランキングでも常に上位にある多くの名門大学があります。
費用面や条件の面で、入学のハードルは高いかもしれませんが
将来のキャリアにも繋がる充実した学生生活が送れる事間違いなし!
日本人が少なめ
北米、オーストラリアなど他の人気留学先と比較し、
日本人の留学生が少なめといわれています。
実際、2019年度の独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の調査によれば、国別日本人留学生数で、イギリスは第5位でした。(1位アメリカ、2位オーストラリア、3位カナダ、4位韓国)
そのためイギリスは、英語環境に身を置き、語学力や専門分野におけるスキルを磨きたい人におすすめの留学先の一つなのです。
美しい街並み
イギリスといえば、美しい街並み。
歩くだけでワクワクしてしまうような、歴史ある格式高い建物が並びます。
国や地域によってはアジア人街が多く、
なんか海外に来た感じがしないなぁ・・・
という感想を持つ人もいますが
イギリスでは映画や本に載っているような、異国情緒溢れる景観が楽しめるでしょう。
学生ビザでも働ける
イギリスでは学生ビザ(Student Visa)であれば週20時間までの就労が可能です。
学費や家賃は決して安くないため、アルバイトをして生活費を稼げるのはメリットといえるでしょう。
※ただし、学生ビザでもShort-term Study Visaではアルバイトができないのでご注意を!
ヨーロッパ諸国へ気軽に行ける
イギリスは日本同様島国ではありますが、フランスやドイツなど、近隣のヨーロッパ諸国にアクセスしやすいというメリットがあります。
LCCも多く就航しているので、航空券代を抑えながら旅行を楽しむのも良いでしょう!
芸術鑑賞にお金がかからない
イギリスでは多くの美術館・博物館の入館料(常設展)がなんと無料!
アートを学びたい人、芸術鑑賞が趣味の人にはとても嬉しいポイントです。
就労ビザ
イギリスでは複数の就労ビザがあります。
その中でも代表的なものは
- 年齢等の基本的な条件を満たせば取得しやすい「ワーキングホリデービザ」
- イギリスの大学・大学院を卒業すると申請でき、最低でも2年間滞在が可能な「Graduate Visa」
などです。
できるだけ長く海外での就労経験が欲しい人はイギリス留学を要チェック!
【イギリス留学】ここはデメリット
物価が高い
イギリス留学のデメリットの一つは日本に比べ、物価が高いこと。
食料品は、ものにより日本と同じか日本より求めやすい場合もありますが、外食は割高です(1.2〜2倍)
家賃も上昇傾向にあるため、留学生が求めるような安価な物件は争奪戦となることも。
天気が悪い
イギリスは雨が多い国として有名。
日本のように土砂降りになるというよりは、小雨やどんより曇った日が多いといった感じです。
筆者が暮らすカナダ・バンクーバーもまさにそのような天候なのでよくわかりますが、
天気が悪いと気分や体調が悪くなることが多いです。
また、外でのアクティビティが思うように楽しめないこともあります。
英語に慣れるまで時間がかかる
日本人は学校教育でアメリカ英語に慣れているため、イギリス英語の発音やスペルに戸惑いを感じるかもしれません。
特にスペルや使用される単語はアメリカ英語と異なるものが多く、少し例を挙げると以下のような違いがあります:
スペル
意味 | アメリカ英語 | イギリス英語 |
色 | color | colour |
気づく | realize | realise |
単語
意味 | アメリカ英語 | イギリス英語 |
ズボン | pants | trousers |
ごみ | trash/garbage | rubbish |
ガソリンスタンド | gas station | petrol station |
家探しが大変
特にロンドンなど都心部では、住宅価格の高騰、住宅不足が問題となっています。
そのため、シェアハウス探しにも苦戦を強いられる人が多いです。
下記のような詐欺物件にも注意です↓
- 譲れない条件を少なくする
- 少し家賃の高いところも探す
などして可能な限り選択肢を広げることをおすすめします。
語学要件が厳しい
大学や大学院に進学する場合、他国に比べ入学時に満たす必要のある語学要件が高め。
Undergraduate(学士過程)であってもIELTS7.0以上を条件に掲げている大学が多いです。
学生ビザ申請の際にも、英語能力の証明が求められます。
おまけ:イギリス以外でおすすめの留学先は?
最後におまけとして
イギリス以外の国の留学情報も知りたい!
という人向けに、
他国のおすすめ留学先を紹介していきます。
最新の流行・情報を得るなら
アメリカ
世界の流行の最先端を行くアメリカ。
- 流行りのファッションや音楽情報を取り入れたいならニューヨーク
- 最新のテクノロジーなどの情報をキャッチしたい人はサンフランシスコ
- エンターテイメントに触れたいならロスアンゼルス
など、さまざまな都市で刺激的な留学ができること間違いなし!
北米地域で就労の機会を得るなら
カナダ
カナダでは
- ワーキングホリデー
- Co-op(コープ)制度
- ポスト・グラデュエーション・ワーク・パーミット(PGWP)
など、
様々なビザ、制度により就労のチャンスがあります。
「海外で長く働きたい」「カナダで永住権を取得したい」という人はカナダ留学をチェックしてみてください。
英語圏で穏やかな気候の場所が良いなら
オーストラリア、ニュージーランド
英語は勉強したいけど、寒かったり雨が多い場所は辛いかも・・・
という人は
オーストラリアやニュージーランドがおすすめ。
より温暖な地域を選ぶのであればオーストラリア。
コンパクトな都市でのんびりと暮らしたい人はニュージーランドが合っているかもしれません!
お金が足りるか不安なら
フィリピン、マルタ
「留学したいけれど資金が心許ない・・・。」
という人は、生活費を抑えて暮らせる国や地域が良いでしょう。
アジア地域で人気なのはフィリピン。他国と比較し、授業時間が長い語学学校が多くあり、コスパ良く学ぶことができます。
地中海でのんびりと英語を学ぶならマルタ。
30代以上向けのクラスがある学校、プライベートプール付きの学校など、ユニークな特色を持つ語学学校も!
まとめ
今回はイギリス留学のメリット、デメリットを紹介しました。
イギリス留学は
- 英語発祥の地で本格的に英語を学びたい
- 日本人が少ない地域で留学したい
- ヨーロッパの街並みが好き!
といった人に適しています。
「イギリス留学についてもっと詳しく知りたい!」という人は
ぜひこのブログで紹介している、他のイギリス留学記事もチェックしてみてください(随時更新予定です)
それではまた!