今回はアメリカ・サンフランシスコ留学のメリットやデメリットについて紹介していきます。
という人におすすめする記事です。
参考:記事執筆者ステータス
- カナダ・バンクーバー在住
- 現役ライター(留学、海外生活ジャンルがメイン)
- 元留学アドバイザー(留学生が不安や疑問に思う点をよく理解しています!)
【サンフランシスコ留学】おすすめポイント
ほどよく過ごしやすい気候
サンフランシスコは、温暖で過ごしやすい気候が特徴の都市。
気温は年間7度〜22度くらいで推移します。
夏は日本のように30度を超えることはあまりないので、カラッとした快適な暖かさを感じることができます。
冬も氷点下になることは滅多になく、羽織ものなどは必要ですが、日本の東京よりも暖かく過ごせるでしょう。
アジア系移民が多い
サンフランシスコは人口の約30%がアジア系住民。
同じアジア系の日本人にとっては、似た考えや文化を持つ人々が多く、住みやすい環境といえます。
日本食やアジア食が手に入りやすいのもメリットです。
シリコンバレーがある
サンフランシスコ南部には、ハイテク産業が集積するエリアがあり、「シリコンバレー」と呼ばれています。
AppleやGoogleといったソフトウェア、インターネット関連企業も多く立地しており、IT分野を学んでいる人や興味がある人にとっては、ぜひ訪れたい場所の一つです。
日本人が多い
サンフランシスコは、日本人に人気の留学先の一つのため、多くの日本人に出会えます。
また、現地に移住した人や駐在している人などのコミュニティもあり、情報交換をしたり、困った時に相談できる環境があります。
【日本人コミュニティの一例】
グローバルな出会いがある
先ほどアジア系住民比率が高いといいましたが、アジア系以外にも、サンフランシスコには様々な国籍の人々が集います。
異なるバックグラウンドを持つ人々と出会い、交流をしたい人にとっては最適な街の一つです。
自然に囲まれている
世界で最も美しい街の一つに選ばれたこともあるサンフランシスコ。
街中にはヤシの木、近郊にはビーチや国立公園など、自然が身近にあり、リラックスしながら過ごすことができます。
公共交通機関が発達
サンフランシスコは、公共交通機関が発達した街。
バス、地下鉄、路面電車などがあり、車がなくても便利に移動できます。
【参考】
コンパクトな街
街自体の規模がそこまで大きくないので、中心地は歩いて回ることができるのも魅力。
街歩きを楽しみたい!という人にとってはぴったりの環境です。
(ただし坂道も多いので、必要に応じて路面電車を活用しても良いでしょう)
多国籍料理が楽しめる
サンフランシスコの魅力は食事にもあります!
アメリカンスタイルの食事だけでなく、ヨーロッパ、アフリカ、アジアなど世界各国の料理が楽しめます。
スーパーマーケットでも多国籍な食材が手に入るので、自炊の人もその気になれば様々なバリエーションの料理が作れますよ!
【サンフランシスコ留学】ここはデメリット
物価は高い
サンフランシスコの物価は日本に比べ割高。
特に家賃は高く、北米の不動産情報サイトzumperによれば、1ベッドルームアパートメントの相場は3,095ドル。(2022年7月現在)
多くの留学生は、ルームシェアやホームステイで家賃を抑えます。
日本人が多い
メリットにも挙げましたが、日本人の多さは言語面でデメリットになり得ます。
例えば語学学校のクラスメイトが日本人ばかりで、つい日本語を話してしまうということも。
できるだけ日本人の少ないクラスに行くには、留学前にある程度英語力を上げると良いです。
クラス分けテストで好成績を収めれば、他国の学生が比較的多い上級クラスに入ることができます。
霧が濃い
サンフランシスコは「霧の街」と呼ばれており、特に7月〜8月にかけて霧が発生しやすいです。
先に述べた通り、サンフランシスコは比較的温暖な気候ではありますが、
霧が発生しているときは、見通しが悪いだけでなく、気温より肌寒く感じます。
寒暖差で風邪を引かないように上着などを持ち歩いて調整すると良いでしょう。
山火事の危険
サンフランシスコは乾燥した気候。
近年は温暖化の影響もあり、山火事が頻繁に発生しています。
- 火が住宅街にまで広がる
- 停電や道路封鎖などインフラへに影響が出る
など深刻な問題となっているので、山火事シーズンの春から秋にかけては特に注意が必要です。
【参考】
山火事シーズンの注意点(在サンフランシスコ日本国総領事館ウェブサイト)
おまけ:アメリカ・サンフランシスコ以外でおすすめの留学先は?
この記事を読んで、
サンフランシスコ以外の留学先も検討したい!
と思った人のために、その他おすすめの留学先(国・地域)を紹介します。
(目的別に分けています)
ビーチの側で語学留学したい
フィリピン、マルタ
暖かく、ビーチもあるリゾートに憧れるあなたにはフィリピンやマルタがおすすめ!
フィリピンのセブには、いくつもの美しいビーチがあり語学留学プログラムも豊富です。
マルタはヨーロッパの地中海にある小さな島国ですが、セブと同じくビーチリゾートとして有名。
ヨーロッパにおいては物価も安めなので、生活費も抑えながら留学できます!
長期間ワーホリしたい
イギリス、オーストラリア、ニュージーランド
ワーキングホリデー先として人気のこれら3カ国は、条件を満たせば1年以上滞在できるという特徴があります。
イギリスは最長2年。抽選で当選し、申請をすれば滞在資格が得られます。
オーストラリア、ニュージーランドは原則1年ですが、指定の職種・地域で一定期間就労を行えば期間延長申請ができます。
延長後の期間も含めると、オーストラリアでは最長3年(セカンドワーホリ、サードワーホリビザを申請した場合)、ニュージーランドでは最長1年3ヶ月滞在することができます。
ワーホリ以外の手段で働きたい
カナダ
31歳以上なので、ワーキングホリデービザの申請ができない・・・
という人におすすめなのがカナダ。
Co-op(コープ)という独自の学生ビザがあり、政府指定の学校で指定のプログラムを受講すると、有給(州によっては無給もあり)のインターンシップをすることができます。
ワーキングホリデービザと異なり、年齢制限がないのが魅力です。
まとめ
今回の記事を簡単にまとめると、
アメリカ・サンフランシスコ留学は以下のような人に特におすすめです:
- アメリカでもアジア系住民が多い地域が良い
- IT、ハイテク産業に関心がある
- 温暖でコンパクトな街が好き
「サンフランシスコについてもっと知りたくなった!」という人は
ぜひ、これから更新予定の、他のサンフランシスコ留学の記事もチェックしてみてくださいね!
それではまた次の記事でお会いしましょう!