サンフランシスコに留学したいと思った時、費用が足りるか心配になりますよね?
そこで今回の記事では、アメリカ・サンフランシスコ留学で費用がいくらかかるかを解説します。
この記事を読むことで、サンフランシスコ留学にかかる費用の総額がわかります。
さらに、節約の方法や現地の物価についても紹介するので、サンフランシスコ留学に行きたいと思っている人はぜひご覧くださいね!
サンフランシスコ留学の費用はいくらかかる?
早速、サンフランシスコ留学の費用はいくらかかるのかを発表します。
1年間にかかる留学の費用
サンフランシスコ留学の場合、学費を除く費用は1年間でおよそ224万円〜395万円ほどです(レートは2022年12月20日現在のものを参考に、1ドル=137円で計算)。
この金額に含まれるのは以下の費用です。
滞在費(家賃、水道光熱費、インターネット利用料を想定) | 120万円〜240万円 |
生活費(食費、消耗品費、通信費、交通費を想定) | 72万円〜96万円 |
航空券代(往復) | 10万円〜15万円 |
保険代 | 12万円〜30万円 |
ビザ申請費用(学生ビザの場合) | 510ドル=約7万円 |
パスポート発行費用(有効期間が10年の場合) | 16,000円 |
健康診断・予防接種代(主に大学留学の場合) | 1万円〜5万円 |
- 滞在する家の種類やシェアする人数
- 自炊をするかどうか
- 旅行や遊びにどれくらい行くか
- 航空券や保険のタイプ
などにより金額が変わるため、上記の金額には幅があります。
なお、交際費や旅費、趣味のための費用などは個人により大きく異なるため上記金額に含めていません。
学校に通う場合、上記に学費を足せば、留学費用の総額が試算できます。
語学学校の学費相場
語学学校の学費は、1週間で400ドル〜が相場です。長期で通う方が、週あたりの授業料が安くなる傾向にあります。
※この他に教材費や入学金がかかります。
大学の学費相場
Studyportals Mastersによれば、サンフランシスコのあるカリフォルニア州の学費の平均額は以下の通りです。
しかし、アメリカの学費は大学や専攻により違いが大きいので、正確な金額は大学のウェブサイトもしくは、留学エージェントに問い合わせるのが確実です。
サンフランシスコ留学の費用内訳
次に、サンフランシスコ留学の費用内訳を詳しく解説します。
費用には留学前に支払うもの、留学中に支払うものがあります。
時期ごとに払うお金を区別し、焦らず準備を進めましょう。
留学前に支払うことになるのは、以下の費用です。
留学中に支払うことになるのは、以下の費用です。
ここからは、費用の項目ごとに解説していきます。
学費(授業料・教材費・入学金など)
学費は、授業料や教材費、入学金などをまとめた費用です。
教材費は、学校や専攻によって違いが大きいため、学校に問い合わせるのが確実です。
ノートパソコンが必要ならば、その費用として10万円〜20万円ほど見積もっておきましょう。
入学金は、学校に申し込む時に支払います。相場は2万円〜3万円くらいで、多くの場合は返金ができないものになります。
滞在費(家賃・水道光熱費・インターネット利用料など)
滞在する家の種類により、金額は異なります。
水道光熱費やインターネット利用料は家賃に含まれている場合と、別になっている場合があるので契約時に確認しましょう。
ホームステイの相場は、月12万円〜20万円ほどです。食事は3食つくタイプや2食、食事なしなどがあるので、それによって費用が変わります。
シェアハウスの相場は、月10万円〜14万円ほどです。一般的に、ダウンタウンや駅に近い場所の家賃は高い傾向にあります。
学生寮の相場は、月15万円〜20万円ほどです。大学や語学学校附属の寮で、個室か2人部屋などから選べることが多いです。
食事がついているプランもあるので、料理が苦手な人にはおすすめです。
また、ホームステイと学生寮の場合、家賃とは別に申請料(アレンジ手数料)がかかります。(2万円〜4万円ほど)
生活費(食費・通信費・交通費・交際費など)
この記事において、生活費は主に以下の費用と定義しています。
- 食費、消耗品費
- 通信費
- 交通費
- 交際費
サンフランシスコは物価がとても高いため、自炊をしたとしても日本より食費は高くなると思っておきましょう。
通信費(携帯電話代)はプランにもよりますが大体月4,000円くらいかかります。
交通費は、滞在する場所により変わりますが、月額だと1万円〜14,000円くらいが相場です。
航空券
航空券代は往復10万円〜15万円ほどです。
ただし、航空会社、渡航時期や購入のタイミングにより、金額は変動する可能性があります。
保険代
保険は、
- 日本の海外旅行保険
- 現地の留学生用保険
があります。
一般的には、日本の保険の方が金額が高いですが、補償が手厚いというメリットがあります。
一方で現地の保険は、日本よりも安価に加入できるのがメリット。
しかし補償は限定されており、例えば飛行機の遅延や荷物をなくした場合などへの補償はついていないことがほとんどです。
そして大学に通う場合は、現地の保険に加入することが学校の規則になっていることもあるので注意してください。
ビザ申請費用
ビザ申請費用は、申請するビザによって金額が異なります。留学生が申請することが多いビザは以下の通りです。
- 学生ビザ(F1ビザ):510ドル(160ドル+SEVISへの登録費350ドル)=約7万円
- ESTA:21ドル(約3,000円)
大学や語学学校に長期で通う場合は、学生ビザを申請します。
語学学校での授業時間が週18時間未満、かつ90日以内の滞在の場合はESTAという電子渡航認証の手続きをしなくてはいけません。
何のビザを申請したら良いか不確かな場合は、学校やエージェントに問い合わせましょう。
パスポート発行費用
パスポートを持っていない人は、新規発行する必要があります。
- 有効期限が5年のパスポートは11,000円
- 有効期限が10年のパスポートは16,000円
かかります。その他、写真撮影代や戸籍謄本などの取得にお金がかかります。
(参考:パスポートの申請から受領まで)
健康診断・予防接種代(主に大学留学の場合)
大学・大学院・コミュニティカレッジなどに行く人は、入学前に健康診断と、指定の予防接種(MMR、破傷風、ジフテリアなど)を受けることになります。
健康診断で何をチェックするかやどの予防接種を受けるかは、州や学校により定めが異なりますが、費用は1万円〜5万円ほどかかると考えておきましょう。
予防接種は、接種間隔を開けて複数回打つ必要がある人もいます(接種歴により異なる)。
スケジュールの立て方を誤ると、留学開始までに接種が完了できない可能性もあるため、学校から入学許可が降り次第、迅速に対応しましょう。
サンフランシスコ留学で節約する方法
ここまで読んでみて、「想像以上にお金がかかるな・・・」と驚いている人もいるでしょう。
そこで、サンフランシスコ留学で節約するポイントについても紹介しますね。
外食を少なくする
サンフランシスコは、外食費用が日本と比べて2倍〜3倍ほどする場合もあります。また、チップ(15%〜が相場)も支払わなくてはいけません。
外食を少なくするのは、もっともやりやすい節約のひとつです。
学割を利用する
学割を使って買い物をするのも良いでしょう。
サンフランシスコでは、飲食店、服屋、家電量販店など様々な場所で学割を提供しています。
学割を利用するには学生証が必要になるので、携帯して機会を逃さないようにしましょう。
授業時間数やコースを変える
語学学校では、週の授業時間数やコースによって授業料が決まっています。
よって、あえて授業時間数を少なくしたり、安価な価格設定のコースを選ぶことで節約できます。
ただし、授業時間数が変わると、申請するビザが変わる可能性はあるので注意しましょう。
奨学金を利用する
学校に通う場合、日本や海外政府・教育機関などが提供している奨学金に申し込むのも良い方法です。
年齢や受講プログラムなどによって応募できる奨学金は異なります。
早いと1年以上前から申し込み受け付けが始まるので、できるだけ早く奨学金の情報を集めておくと良いですよ。
奨学金の検索には日本学生支援機構の「海外留学奨学金検索サイト」を活用するのがおすすめです!
シェアハウスに住む
シェアハウスに住むと、家賃がおさえられます。
加えて、
- 個室ではなく複数人で一部屋に住む
- 駅から遠めな物件を探す
- 築年数の古い物件を探す
など、競争率の低そうな物件も見てみると、安い部屋が見つかる可能性が上がります。
中古品を購入する
中古品販売店や、Facebook Marketplaceのような個人で不用品を売買できるサービスを利用すれば、節約ができます。
サンフランシスコで使えそうなお店・サイトは以下を参考にしてみてください。
留学エージェントを利用する
留学エージェントを通して学校に申し込むことで、授業料が安くなることがあります。
詳しくは、サンフランシスコの留学に強いエージェントに問い合わせてみましょう。
LCCや乗り継ぎ便を利用する
LCCや乗り継ぎ便を利用すれば、比較的安い航空券が見つかります。
- 航空券の値段比較サイトを使用して自分で安い航空券を見つける
- 格安航空券を手配してくれる旅行会社や留学エージェントに依頼する
などして、お得な航空券を探しましょう。
ただし、中には乗り継ぎ時間がかなり短いものや、何回も乗り継ぎが必要な航空券もあるため、予算や時間、体力を総合的に考慮した上で選びましょう。
【参考】サンフランシスコの物価
サンフランシスコの物価がどれくらいなのかも知っておくと便利です。
参考までに、メジャーな食料品などの相場を紹介します。
アイテム | 相場 |
---|---|
卵1パックLサイズ(12個入り) | 500円〜700円 |
とり胸肉(500グラム) | 1,000円〜1,300円 |
牛乳(1L) | 150円〜210円 |
交通費(月額) | 1万円〜14,000円 |
カフェのコーヒー | 400円〜600円 |
外食:ラーメン(チップ込) | 2,000円〜3,000円 |
まとめ:サンフランシスコ留学の費用を知り、お金の準備を始めよう
今回は、サンフランシスコ留学でどんな項目に、どれくらい費用がかかるのかを解説しました。
最後にもう一度、費用をまとめます。
費用を知った後は、お金の準備です。自分の貯金額や、見込める収入などを元に具体的な資金計画を立てましょう。
ただ、費用について詳しい人に相談しながら計画したい人もいるでしょう。
そんな人はサンフランシスコ留学のプロに相談するのがおすすめ。
本サイトに、サンフランシスコ留学でおすすめの留学エージェントの記事があるので、ぜひチェックしてみてください。