留学をする時の一番の心配事といえば「費用」ではないでしょうか?
そこで今回の記事では、フィリピン・セブ留学で費用がいくらかかるかを解説します。
この記事を読むことで、セブ留学にかかる費用の総額がわかります。さらに、節約の方法や現地の物価についても紹介するので、セブ留学に行きたいと思っている人はぜひご覧くださいね!
セブ留学の費用はいくらかかる?
セブ留学は他の留学先に比べて安く行けるって聞くけど、実際どのくらいなのか気になりますよね?
今回はセブ留学で一番メジャーな「語学留学」をした場合の費用を紹介します!
1ヶ月にかかる留学の費用(語学留学)
セブ留学の場合、1ヶ月の留学費用はおよそ25万円〜40万円ほどです(レートは2022年11月9日現在のものを参考に、1フィリピンペソ=2.5円、1USドル=146円で計算)。
この金額に含まれるのは以下の費用です。
学費+滞在費(学生寮、ホテル、コンドミニアムなど)+食費 | 18万円〜25万円 |
生活費(消耗品費、通信費、交通費などを想定) | 5,000円〜1万円 |
航空券代(往復) | 2万円〜6万円 |
保険代 | 7,000円〜15,000円 |
SSP(Special Study Permit)費用 ※観光ビザでフィリピンに滞在し勉強するために必須の就学許可証 | 15,000円〜16,500円 |
パスポート発行費用(有効期間が10年の場合) | 16,000円 |
なお、交際費や旅費、趣味の費用などは個人差があるため上記金額に含めていません。
上記にあるように学費と滞在費はセットになっていることが多く、部屋のタイプや居住者数によって金額が変動します。
1ヶ月以上の留学でかかる費用(ビザ関連)
もしも1ヶ月以上(31日以上)滞在する場合には、期間に応じて以下の費用もかかります。
費用名 | 説明(申請が必要になる条件) | 金額 |
---|---|---|
ビザ延長費用 | 滞在期間が30日を超える場合に申請するもの。 | 7,000円〜9,000円 |
ACR-I(Alien Certificate of Registration Identity)カード費用 | 「外国人登録証」のこと。滞在期間が59日を超える場合に取得するもの。 | 3,500ペソ(約8,750円) |
ECC(Emigration Clearance Certificate )費用 | フィリピンを出国する時に必要な出国許可証。対象は、6ヶ月以上フィリピンに滞在する者。 | 約1,210ペソ(約3,025円) |
セブ留学の費用内訳
次に、セブ留学の費用内訳を詳しく解説します。
費用には留学前に支払うもの、留学中に支払うものがあります。
留学前に支払うことになるのは、以下の費用です。
留学中に支払うことになるのは、以下の費用です。
ここからは、費用の項目ごとに解説していきます。
学費(授業料・教材費・入学金など)
学費は、授業料や教材費、入学金を指します。
加えて、セブ留学で語学学校に通う場合は滞在費と食費も含まれることが多いです。
入学金は、学校に申し込む際に支払うもので、相場は1万円〜2万円ほどです。
学費は教材費や入学金、滞在費も全て含めると18万円〜25万円ほどになりますが、受講するコースや週の授業数によっても金額は変動します。
航空券代
航空券の相場は、2万円〜6万円ほど。ただし、渡航する時期や購入のタイミングで金額が変わります。
GWや年末年始などの長期休暇は金額が高くなるため、時期を見極めて出来るだけ早めに購入しましょう。
保険代
海外旅行保険代の相場は、月7,000円〜15,000円ほどです。
なお、2022年5月30日以降、フィリピンに入国する際に必須であった、海外旅行保険への加入義務は撤廃されました。(※政府の方針は今後も変わる可能性があるため、常に最新の情報を確認してください。)
ただ、学校の規定で義務化している場合があるので注意です。
また、セブでは盗難被害も多いです。(参考:セブの治安)
衛生環境が日本ほど良くなく病気のリスクもあるので、そういったリスクに備えるためにも、保険の加入を強く推奨します。
パスポート発行費用
パスポートを持っていない人は、新規発行する必要があります。
- 有効期限が5年のパスポートは11,000円
- 有効期限が10年のパスポートは16,000円
かかります。その他、写真撮影代や戸籍謄本などの取得にお金がかかります。
(参考:パスポートの申請から受領まで)
滞在費(学費とセットになっていない場合)
滞在する家のタイプにより、金額が変わります。先に説明した通り、語学学校に通う場合は、学費に滞在費が含まれているのが一般的です。
家のタイプは、学生寮、コンドミニアム、ホテルなどがあり、1人部屋〜大人数の部屋までオプションがあります。
寮などにあるWi-Fiは、速度が遅い場合もあります。
動画配信・試聴など大容量の通信をする予定であれば、別途SIMカードを購入したり、ポケットWi-Fiを持っていく必要があるでしょう。
生活費(食費・通信費・交通費・交際費など)
生活費は食費、通信費、交通費、交際費などのことを指します。
ただし食費は、語学学校が手配する寮やホテルに滞在する場合、含まれていることが多いです。
物価(食料品)は日本より安いことが多いですが、海外旅行者向けのレストランの金額は日本とあまり変わらないです。
SSP(Special Study Permit)費用
SSPは、観光ビザでフィリピンに滞在し勉強するために必要な就学許可証。金額はおよそ15,000円〜16,500円です。
この許可証は1回の申請で6ヶ月有効となります。よって、6ヶ月以上滞在する人は、最初の許可証の有効期限内に再度申請が必要なので覚えておきましょう。
※転校をする場合は、6ヶ月未満の滞在でも再度SSPの申請が必要です。
ビザ延長費用
ビザの申請は、30日以内の滞在であれば不要なので0円です。30日を超えて滞在する場合にのみ、期間に応じて費用が発生します。
4週間ごとに申請が必要で、1回の申請費用は7,000円〜9,000円ほどです。
上記に加えてビザ延長の代行手数料もかかります。ほとんどの場合、学校がビザの延長手続きを代行してくれるためです。
ACR-I(Alien Certificate of Registration Identity)カード費用
ACR-Iカードとは「外国人登録証」のことで、滞在期間が59日を超える場合に取得するものです。費用は約3,500ペソ(約8,750円)かかります。
ECC(Emigration Clearance Certificate)費用
ECCはフィリピンを出国する時に必要な出国許可証です。対象は、6ヶ月以上フィリピンに滞在する者となります。
取得していないと出国ができないので注意してください。
費用は約1,210ペソ(約3,025円)です。
なお、この許可証の有効期間は1ヶ月間です。よって、滞在期間が1ヶ月を切ってから申請してください。
セブ留学で節約する方法
北米などと比べると留学費用が安いセブですが、それでも限りなく節約したい!と思う人もいますよね?
そういう人のために、セブ留学で節約するポイントを紹介します。
大部屋を選択する
セブ留学で寮などに滞在する場合、4人部屋など大部屋を選択できることが多いです。
安さ重視であれば、大部屋にして節約しましょう。
授業は金額の安いプランを選ぶ
語学学校では、授業のコマ数やコース内容によって授業料が変動します。そのため、金額の安いプランを選ぶのも節約につながります。
ただ、節約を重視しすぎて学習効果が得られないのは意味がないので、エージェントなどに相談の上、バランスを考えてプランを選びましょう。
クーポンを使う
クーポンサイトやアプリを駆使して、お得に買い物やサービスを利用しましょう。以下のような現地情報サイト・マガジンに、クーポンが載っていることがあります。
留学エージェントの割引を使う
留学エージェントを通して学校に申し込むと割引がきき、授業料が安くなる場合があります。
詳しくは、セブの留学に強いエージェントに問い合わせてみましょう。
格安航空券(LCC)を利用する
格安航空券(LCC)を利用することで、相場よりも安く渡航できる可能性があります。
- 航空券の値段比較サイトを使用して自分で安い航空券を見つける
- 格安航空券を手配してくれる旅行会社や留学エージェントに依頼する
などの方法で、お得な航空券を入手しましょう。
【参考】セブの物価
セブの物価がどれくらいなのか、気になりますよね。参考までに、メジャーな食料品や消耗品などの相場を紹介します。
アイテム | 相場 |
---|---|
卵1パックLサイズ(12個入り) | 200円〜250円 |
とり胸肉(500グラム) | 200円〜300円 |
水(330ml) | 50円〜100円 |
トイレットペーパー(4ロール) | 200円〜250円 |
交通費(タクシー初乗り) | 100円〜130円 |
カフェのコーヒー | 200円〜300円 |
国内産ビール(500ml) | 150円〜200円 |
まとめ:セブ留学の費用を知り、正確な資金計画を立てよう
今回は、セブ留学でどんな項目に、どれくらい費用がかかるのかを解説しました。
最後にもう一度、費用をおさらいしましょう。
費用の全体像がわかったところで、正確な資金計画を立ててみましょう。資金計画さえしっかりしていれば、あとは安心して留学生活をエンジョイできますよ!
セブ留学についてプロに相談がしたいと思ったら、セブ留学でおすすめの留学エージェントについてもチェックしてみてください。