【カナダ留学】気候や服装・持ち物に関するアドバイス

カナダ留学に興味を持ったなら気になるのは現地の気候

カナダと聞くと、「日本より寒そう」「マイナス何十度の世界?」とイメージする人もいるんじゃないでしょうか?

そして、もしもすごく寒いなら、「冬物の服をたくさん持って行かなければだめかな?」と服装や持ち物について心配になる人も多いですよね!

そこで今回は元留学アドバイザーの私が、カナダ留学をしたい人に向け、現地の気候服装持ち物に関するアドバイスをまとめます。

筆者
筆者

この記事を見れば、カナダの主要都市の気候の特徴がバッチリおさえられますよ!

カナダの気候

まずはカナダの主要エリアの気候の特徴を紹介しましょう。

メープルの葉
Photo by Guillaume Jaillet on Unsplash

カナダはとても広大な国土を持っており、面積は日本の約26倍

そのため、エリアによって異なる気候の特徴があります。

今回は、以下の5エリアの気候の特徴を紹介していきますよ。

紹介するエリア
  • 太平洋沿岸
  • セントラル・カナダ
  • 内陸部
  • 北部
  • 大西洋沿岸

太平洋沿岸の気候

バンクーバー・コールハーバー

この地域を代表するのは、留学生に人気の都市バンクーバービクトリア

カナダの中では最も生活しやすいエリアの一つといわれています。

夏は20℃〜30℃くらいで、日本より若干涼しく、湿度が低いので快適に過ごせます。

冬は雨の日が増えるのが特徴で、日照時間の少なさを補うために、エクササイズをしたり、ビタミンDのサプリを接種する人が増えます。

雪はあまり降りません。

バンクーバーとビクトリアの詳しい気候については以下でも解説していますよ!

セントラル・カナダの気候

トロント
David MarkによるPixabayからの画像

セントラル・カナダはカナダの主要都市であるトロントモントリオールがあるエリアです。

このエリアの気候の特徴は、明確な四季があること。

夏は東京並みに気温が上がることもありますが、冬はマイナス20℃近くになるなど、寒暖差がかなり激しいです。

雪も降るため、しっかりとした防寒対策、雪対策が必要です。

トロントの詳しい気候については以下もご覧ください!

内陸部の気候

マライン川
Dennis LarsenによるPixabayからの画像

内陸部を代表する都市は、アルバータ州にあるカルガリー。北米有数の国際都市で、日本人が少ない穴場の留学エリアでもあります!

その他、マニトバ州、サスカチュワン州などもこのエリアに分類されます。

夏は20℃台中後半まで気温が上がることもありますが、日本のようにジメジメしていないので過ごしやすいでしょう。

ただし、セントラル・カナダ同様に冬の冷え込みは厳しく、マイナス20〜10℃まで冷え込むこともあります。積雪量も多いので、防寒対策はしっかりする必要があります。

北部の気候

オーロラ
libbycalnonによるPixabayからの画像

イエローナイフホワイトホースなどをはじめとする、オーロラが見られる都市がある北部エリア。

北極圏が近いエリアでは、日本では経験できないほど寒くなります。

この地域は冬が長いのが特徴で、10月〜3月くらいまでは平均気温がマイナス20℃以下

冬季は一日中太陽がでない「極夜」の時期があるため、ずっと薄暗い状態が続きます。

冬が終わり、4月〜9月ころは過ごしやすくなり、地域によっては平均気温が15℃前後まで上がります。

なお、6月ころは極夜の反対である、太陽が沈まない白夜という現象をみることができます。

大西洋沿岸の気候

ハリファックス
SebastianによるPixabayからの画像

大西洋沿岸は天気が変わりやすく、霧が多いのが特徴。

大西洋側最大の経済・文化都市であるハリファックスもこのエリアにあります。

夏は比較的過ごしやすい気候ですが、冬はスノーストーム(吹雪)が発生することも。

風も強いので、実際の気温よりも寒く感じます。

カナダ主要都市の月別平均最高・最低気温

次は、具体的な数値で気候を深く知っていきましょう。一番わかりやすい指標の「気温」について紹介します。

温度計
PublicDomainPicturesによるPixabayからの画像

平均最高気温(℃)

まずはカナダ主要都市の月ごとの平均最高気温を紹介します。(比較用に東京の気温も載せています)

バンクーバートロントビクトリア東京
1月70810
2月80910
3月1051114
4月13121419
5月17191623
6月20241826
7月22272030
8月22262031
9月19231827
10月14151422
11月991017
12月72812
引用:アメリカ海洋大気庁(NOAA)

平均最低気温(℃)

次に、平均最低気温も見ていきましょう。

バンクーバートロントビクトリア東京
1月3-752
2月3-742
3月4-265
4月64710
5月10101015
6月12151219
7月14181323
8月14181324
9月12141120
10月88915
11月5269
12月3-344
引用:アメリカ海洋大気庁(NOAA)

おすすめの服装・持ち物

最後に、おすすめの服装や持ち物についても触れておきます。

冬服の女性
PexelsによるPixabayからの画像

ここまで見てきて、カナダは全体的に、東京など関東圏よりも涼しいということが想像できたかと思います。

どちらかというと東北や北海道のような気候に近いです。

北極近くなどを除き、夏は過ごしやすくTシャツ1枚で過ごせる地域も多いですが、朝晩の冷え込みはあるため、調節用にカーディガンなどの上着があると便利です。

また、バンクーバーなどの太平洋沿岸では降水量が多いため、雨具(折り畳み傘やレインシューズ)が活躍します。

傘をさす人
PexelsによるPixabayからの画像

なお、激しい雨というよりは、弱めで急に降ったり止んだりする雨が多いです。

冬は、積雪のある地域では厚手のコートやジャケット、マフラーや手袋などの小物が重宝します。

北部など非常に寒さが厳しい地域では、日本の冬以上の防寒対策が必要です。

アウターはもちろんですが、ウール素材など、保温性に優れたインナーを用意するのがおすすめです。ちなみに、旅行で訪れるだけであれば現地で防寒着をレンタルすることもできますよ!

まとめ

今回は、カナダ留学に役立つ、カナダ各エリアの気候や服装・持ち物に関しての情報をお届けしました!

カナダ留学に興味がある人は、ぜひカナダ留学のメリット・デメリットもご覧ください。

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