今回はアメリカ・ボストン留学のメリットやデメリットについて紹介していきます。
また、記事を読むことでボストン留学のおおまかな特徴もおさえられます。
という人の助けとなる記事です。
参考:記事執筆者ステータス
- カナダ・バンクーバー在住
- 現役ライター(留学、海外生活ジャンルがメイン)
- 元留学アドバイザー(留学生が不安や疑問に思う点をよく理解しています!)
【ボストン留学】おすすめポイント
学術都市でたくさんの刺激を貰える
ボストンはアメリカ屈指の学術都市。
ハーバード大学をはじめとする多くの名門大学があり、優秀な学生たちが暮らしています。
大学に通えば質の高い教育を受けられるのはもちろん、仮に語学留学であったとしても、多くの大学生と知り合う機会があり、彼らから刺激をもらえること間違いなしです。
未来につながる!ボストンキャリアフォーラム
ボストンといえば「ボストン・キャリアフォーラム」が有名です。
これは株式会社ディスコが企画する、毎年10月〜11月頃にボストンで実施される世界最大級の就職・転職イベント。
公式サイトによれば参加対象者は以下の通りです:
日本語力、英語力共に少なくとも初級レベルをお持ちの方で以下のいずれかの条件を満たす方:
・日本国外の大学の学士又はそれ以上(修士、博士等)の学位をお持ちの方、又は取得予定の方
・留学経験をお持ちの方で日本の大学の学士以上の学位をお持ち(取得予定)の方
・留学経験をお持ちの職務経験者や海外での職務経験をお持ちの方
引用:ボストンキャリアフォーラム2022
海外就職や外資系企業への就職を検討している人などにとっては大きなチャンスといえます!
2022年の開催情報はこちらからチェックしてみてください(公式サイトに移行します)。
日本人留学生が少なめ
ボストンは、ニューヨークやロスアンゼルスといった他都市に比べ、日本人留学生が少ないのが特徴。
日本人が多いとついつい日本語も使ってしまいがちですが、ボストンなら安心。
英語漬けになりたい人にはピッタリの環境といえるでしょう。
暮らしやすい規模
ボストンの人口は約69万人(2020年)で、日本の東京都大田区や静岡市と同じくらいの数です。
アメリカの中では都会ですが、そこまで規模が大きすぎないので落ち着いた環境で暮らすことができるでしょう。
車不要で移動できる
アメリカは車社会で移動に車が必須の都市も多いですが、ボストンは公共交通機関が発達しています。
主要な移動手段は地下鉄、バス、電車など。
「チャーリーカード(CharlieCard)」と呼ばれる交通系ICカードがあり、お金をチャージすればバスや電車を利用する際に使えます。
芸術・アート鑑賞やスポーツ観戦に最適
ボストンは芸術・アート鑑賞にもおすすめな都市。
世界でも有数の美術館である「ボストン美術館」で美しいアートに触れたり、
時期が合えば名門オーケストラ「ボストン交響楽団」のコンサートに行くこともできます。
(毎年10月〜4月)
また、野球観戦も人気です。
ボストンにはボストン・レッドソックスの本拠地である「フェンウェイパーク」があり、メジャーリーグの専用球場の中では、最も古い球場としても有名です。
日本の商品やサービスがある
他のウェブサイトを見ると、他のアメリカの大都市と比べると、日本のものが少ないという情報もあります。
しかし近年はボストンにも日系・アジア系スーパーが増えています。
日本語で受けられるサービスもあります。
ニューイングランド地方の日本人や日系人の生活支援を行う、JB Lineという非営利団体が運営するウェブサイトでは、病院や税金関係の相談など、日本語で利用可能なサービスを検索することができます。
留学を検討している人は、ぜひ一度目を通してみてください。
他都市に比べ治安がいい
ボストンは、アメリカの主要都市に比べると治安が良いといわれています。
そのため、「アメリカに留学したいけれど治安が心配」という人はボストンを候補にすると良いかもしれません。
しかしながら、一部治安の悪いエリアは存在するため、そういった場所には近づかないようにする。
夜間の外出、一人歩きは控えるなどの注意は必要です。
ボストンでの犯罪発生状況や防犯対策については、
以下リンクにある、在ボストン日本国総領事館発行の「安全の手引き」を読むといいでしょう。
自然が身近にある環境
ボストンにはダウンタウンやその近郊(30分〜1時間圏内)に、
多くの自然豊かな公園や川、湖があります。
都会に身を置きつつも、すぐに自然に触れることのできる環境は魅力の一つです。
【ボストン留学】ここはデメリット
冬の寒さ
ボストンの緯度は北海道・函館市とほぼ同じ。
冬の寒さは厳しく、雪も積もります。気温はマイナス20度を下回ることも。
日本以上の寒さ対策が必須となるでしょう。
物価が高め
ボストンの物価は日本と比較すると高めで、特に家賃は1ベッドルームで月平均1,500ドルほど。
外食もチップがあるので、日本よりも高くつきます。
多くの留学生は、シェアルーム・自炊をして節約をすることとなります。
留学情報が少ない
ボストンは日本人留学生が少ないと説明しましたが、それは他都市と比較すると、留学体験談や情報を発信している人が少ないということも意味します。
よって留学の情報収集をする場合は、苦労する可能性があり、場合によってはエージェントに協力を依頼する必要があるかもしれません。
大麻が側にある(マサチューセッツ州では合法)
ボストンのあるマサチューセッツ州では、2018年に嗜好品大麻の販売が解禁されました。
このこと自体は問題ではありませんが、
日本では大麻の所持、購入等は違法となっており、処罰の対象となります。
そしてそれは海外において行われた場合であっても適用されることがあります。
よって、大麻が身近にあり、安易に手を出しやすい環境はデメリットともいえるでしょう。
参考:アメリカ合衆国(米国)安全対策基礎データ>滞在時の留意事項>6 各種取締り法規(1)
おまけ:アメリカ・ボストン以外でおすすめの留学先は?
この記事を読み
ボストン以外の留学先も検討したいかも・・・
と思った人向けに、
目的別・おすすめの留学先(国・地域)を紹介していきます。
少ない予算で留学するなら?
フィリピン、マルタ
「ボストン留学は予算的に厳しい・・・。」
という場合は、物価の安い国に留学するのがおすすめ。
例えばフィリピン。
物価が安いだけでなく、授業時間も「1日8コマ」など長めのカリキュラムの語学学校が多いです。
そのためコスパ良く勉強することができますよ!
ヨーロッパ・マルタ共和国もヨーロッパ圏では物価が安めです。
地中海ののんびりした雰囲気も魅力で、密かに人気の留学先。
ブリティッシュイングリッシュを学びたい
イギリス
本場のブリティッシュイングリッシュを学ぶなら、やはりイギリス留学!
発音がローマ字読みに近いものが多く、意外と日本人が学びやすいのも魅力です。
ボストンのように、名門大学も数多くあり、世界トップレベルの教育を受けられます。
治安が最優先
カナダ、オーストラリア、ニュージーランド
「ボストンも良いけれどやはり銃社会は怖い・・・」
という人は、銃規制が厳しいカナダやオーストラリア、ニュージーランドなどがおすすめです。
その治安の良さから、留学が初めての人や、中高生の留学先としても人気です。
まとめ
最後に、アメリカ・ボストン留学がおすすめな人をまとめます:
- アメリカの学術都市で刺激ある暮らしがしたい
- キャリアにつながる留学がしたい
- 日本人が少なめの都市が良い
この記事を読んで、
ボストン留学についてもっと知りたい!
と思ったら、ぜひ他の記事もチェックしてみてくださいね!(随時更新します)
それではまた次の記事で!