「海外で働きたい!」と考えた時、「海外勤務(駐在)ができる企業に就職する」方法を思いつく人は多いでしょう。
でも実際、どういった企業なら海外勤務ができるのか、よくわからないですよね?
そこで今回は、海外勤務(駐在)ができる人気の企業10社を紹介します。
あわせて、海外勤務(駐在)がしやすい業界や、海外勤務に求められるスキルも紹介するので、ぜひこの記事を就職活動に役立ててください!
\海外で働く5つの方法は以下の記事で解説しています/
海外勤務(駐在)ができる人気の企業10社
それでは、海外勤務(駐在)ができる人気の企業10社を紹介します。
ここでは「海外勤務者が多く、かつ社員に占める海外勤務者が多い企業」をピックアップしています。
理由は、単純に海外勤務者数が多いだけだと、特に大手企業の場合、そもそも国内勤務者もかなり多く、海外勤務のチャンスは少ない可能性があるからです。
以下がその10社です。
順位 | 企業・団体名 | 業種 |
---|---|---|
1 | 日本貿易振興機構(JETRO) | その他サービス |
2 | 国際協力機構(JICA) | その他サービス |
3 | 豊田通商 | 商社・卸売業 |
4 | 住友商事 | 商社・卸売業 |
5 | 日揮 | 建設 |
6 | 三菱商事 | 商社・卸売業 |
7 | 丸紅 | 商社・卸売業 |
8 | 三井物産 | 商社・卸売業 |
9 | 双日 | 商社・卸売業 |
10 | 伊藤忠商事 | 商社・卸売業 |
海外勤務(駐在)がしやすい業界
次に、海外勤務(駐在)がしやすい業界を紹介します。
メーカー
自動車、電機、化学、食品などメーカーであれば、海外勤務ができる可能性があります。
技術者が駐在員として派遣されるケースが多いです。
総合商社
総合商社は、輸出入貿易や国内での物資の販売を業務の中心とする商社の中でも、幅広い商品やサービスを取り扱う企業のことを指します。
早ければ入社2年目から、海外駐在を任されることもあります。
海運
海運は、世界中に拠点があるため、海外勤務の可能性も高い業界の一つです。
国内勤務をする社員と、海外勤務を行う社員とで採用が分けられていることもあります。
特に営業職の場合、海外拠点での勤務が必須となっていることが多いです。
海外勤務(駐在)に求められるスキル
海外勤務(駐在)ができる人気の企業や業界はわかりましたが、実際に勤務ができるかどうかは、その人の能力次第です。
そこで、海外勤務(駐在)に求められるスキルを紹介します。
語学力
語学力は、現地の社員とコミュニケーションを取ったり、生活をしていく上で必要不可欠です。
TOEICで高いスコアを取得したり、オンライン英会話でスピーキング力を鍛えるなどして海外勤務に備えましょう。
専門的な資格やスキル
海外駐在のポジションは、競争率が高い場合が多いです。
そのため、専門性を高めておき、他の社員との差別化を図ることが重要となります。
その業界や社内で取得必須、または取得が推奨されている資格が何か調べ、早期から学習を始めましょう。
コミュニケーション能力
海外駐在員は、さまざまな場面で高いコミュニケーション能力を求められます。
例えば、以下の場面が想定されます。
- 海外支社と日本本社との間での連絡調整
- 駐在先の外国人社員や顧客との意思疎通
- 駐在先の日本人とのコミュニケーション
業務を適切に遂行するだけでなく、円滑な人間関係を築くことも重要です。
環境適応能力
環境適応能力も大切なスキルの一つです。
赴任先にもよりますが、日本とはかなり異なる文化・環境下で生活していくことになるため、慣れるまで相当なストレスがかかる人もいます。
その中で生き抜くには、環境の変化をポジティブに捉え、柔軟に対応していく姿勢が重要になるのです。
健康
当然ですが、健康を維持することも重要です。
海外勤務をすると、食生活や衛生環境が変わるため、体調を崩す人が多いです。
バランスの良い食事や睡眠、運動を心がけ、心身ともに健康でいられるようにしましょう。
語学力や専門性を高め、海外勤務のチャンスをつかもう
今回は、海外勤務(駐在)ができる人気の企業や業界、求められるスキルを紹介しました。
海外勤務のチャンスをつかむために、日頃から語学の勉強をしたり資格の勉強などを行い、戦略的に準備を行いましょう!