お話を聞いた人：私立カレッジ マーケター 長谷山茂雄さん
バンクーバー在住23年目。
バンクーバー私立カレッジで日本向けマーケティングを担当。カナダの留学業界で20年のキャリアを築くベテランマーケター。
Q:日本を出たきっかけは？
一番の動機は英語の勉強をするためでした。カナダは英語にもクセがなく、治安もよいのでカナダに来て、語学学校に行きました。その後カナダで英語を使って仕事をしたいと思うようになり、移民を決意したんです。
Q:英語はどのように勉強を？
当時は英語を早く身につけたくて、とにかく「英語を使う」ということを徹底していました。
英語はカッコ良く使うというより、ちゃんと相手に伝わるように英語を使えるようになる事が大事だと思います。結局はツールですから。
Q:日本でのお仕事は？
日本では営業職をしていました。
もともと人と関わる仕事が好きなんです。それが今の仕事にもつながっていると思います。多くの留学生のみなさんと話して、若い彼らから学ばせてもらう事もたくさんあります。
Q:もう20年カナダで働くのはなぜ？
特にカナダにいる事にこだわってるわけではないです。人と関わる仕事ができれば、働く場所は本当はどこでもいいと思っています。今はカナダにいますが、日本でもいいんです。結局は、仕事は縁や巡り合わせだと思います。
Q:日本を出る前の自分にいいたい事は？
日本にいるうちから、英語はもっと勉強しておきなさい！といいたいです。もっと英語ができていたら、いろんな事が早く進んでいたと思います。これから海外に出る方も、英語は日本にいるうちからしっかり勉強をしておいてください。
これから海外へ出たいという方へアドバイスを。
海外でもどこでもいいので、一度まずは今いる土地を離れてみるのはおすすめです。自分のいる世界から出てみないと分からない事が多いですから。思い切って一歩踏み出す。そうすると違う世界観・価値観を体験できると思いますよ。